変な絵 発売日: 2025年01月15日 (著)雨穴 出版社: 双葉社 シリーズ累計120万部突破のミリオンセラー小説『変な絵』が待望の文庫化! 49ページに及ぶ物語の前日譚『続・変な絵』と『ナゾ解きゲーム』も特別収録!オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻”ユキ”が描いた「絵」が掲載されていたーー。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……いったい、彼らは何を伝えたかったのかーー。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるミステリー作家、雨穴が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー! | |
青い壷 新装版 発売日: 2011年07月08日頃 (著)有吉佐和子 出版社: 文藝春秋 NHK「おはよう日本」(11・28) 「100分de名著」有吉佐和子スペシャル(12・23) で話題沸騰! 半世紀前に書かれた小説が、ついに累計60万部を超えました。昭和も令和も変わらぬ人間模様、リアルな生活描写を青い壺が絶妙に映し出す、絶対品質保証のエンタメ作。シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…人間の奥深く巣食うドロドロした心理を小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話の中にはあなたの知っている人が必ずいます。「誰かと語り合いたくなる」--壺にハマる人、ますます増えています!(内容)第一話青磁ひとすじに制作を続ける陶芸家の省造。ある日デパートの注文品とともに焼きあがったその壺は見る者を魅了した。第二話 定年後、家でぼんやりする夫を持てあました妻は、世話になった副社長へのお礼にデパートで青い壺を買い、夫に持たせた。第三話副社長である夫の部下の女性と、甥っ子を見合いさせるため二人を自宅に呼んだ芳江は、今どきの人たちに呆然とする。第四話 青い壺に美しく花を生けようと奮闘する芳江。孫を連れた娘の雅子が急に帰ってきて、婚家の醜い遺産争いを愚痴るのだが。第五話老いて目が見えなくなった母親を東京の狭いマンションに引き取った千代子。思いがけず心弾む生活だったが……。第六話夫婦ふたりで、戦後の焼け跡から始めたこぢんまりとしたバア。医師の石田は、「御礼」と書いた細長い荷物を置いて帰った。第七話息子の忘れ物としてバアのマダムが届けてくれた壺をみて、老婦人は、戦時中に外務官僚だった亡き夫との思い出がよみがえり、饒舌に語りだす。第八話長女が嫁ぎ、長男はアメリカに留学。姑が他界したある日、夫にレストランに誘われ……第九話女学校の卒業から半世紀、弓香は同級生たちと久しぶりに京都で集まる。戦争を経て子育ても終えた彼女たちは、家庭の状況も経済状態もそれぞれで。第十話母校だったミッションスクールの初等科に栄養士として就職した、弓香の孫娘の悠子。野菜を食べさせたいと工夫を凝らすが、ある日……。第十一話世話になったシスターが45年ぶりにスペインに帰郷するときいた悠子は、青磁の壺をプレゼントする。壺はついに、海をわたる!第十二話スペイン旅行中に急性肺炎になったという入院患者の男は、病室に飾った青い壺に触られそうになると、怒鳴るのだった。第十三話高名な美術評論家を訪ねた陶芸家の省造。スペインで見つけた「12世紀初頭」の掘り | |
幸村を討て 発売日: 2024年11月20日頃 (著)今村翔吾 出版社: 中央公論新社 〈大坂の陣410周年〉徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。亡き昌幸とその次男幸村ーー何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本刊行時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化!【目次】家康の疑逃げよ有楽斎南条の影名こそ又兵衛政宗の夢勝永の誓い真田の戦解説 大矢博子 | |
大震災’95 発売日: 2024年11月06日頃 (著)小松左京 出版社: 河出書房新社 阪神・淡路大震災のあらゆる問題を緻密に追究したこの書物を、私たちの社会は何も生かさずに過去に置き去り、そのまま東日本大震災、能登半島地震を迎えてしまったのだ。反省は決して遅過ぎない。急いで議論しよう。 --いとうせいこうあれから30年。『日本沈没』の著者、渾身の記録。一九九五年一月十七日午前五時四十六分五十二秒、阪神・淡路を襲った最大震度七の直下型地震。小説『日本沈没』の著者は責任感に突き動かされるように、一年間にわたり全貌の記録と総合的な解析を行い、この国の災害対策の様々な問題点に迫ってゆく。過去と現在の災害を風化させないために、未来の災害に備えるためにーー。災害記録の名著にして、永遠の警鐘の書。解説=最相葉月■目次はじめに あの日から七十五日 災害列島に住む私たち 『日本沈没』の激震が現実に 発展続けた阪神地区を十秒で破壊 【対談】記録者の目(神戸新聞論説委員長・三木康弘)第一章 一九九五年一月十七日午前五時四十六分五十二秒 混乱から年が変わった一九九五年 たった十秒間のできごと 「その瞬間」を記録した映像 「その瞬間」の消防局中央管制室 電力とガスの復旧 「水」の問題 取り消された「神戸震度6」 依然続いた「東京情報」 放送メディアの教訓 届かなかった「一年生議員」の叫び第二章 全貌を把握するために あの日から半年 心細い気象台の観測網 震度計測の意外 軽視される強震動観測 計測震度計に「航空電子工学」が 【対談】地震の予知は可能か(京都大学教授・尾池和夫) 二十四年ぶりの防災基本計画改定 自衛隊の救助活動 自衛隊の組織配備 露呈した役所組織の欠陥 【筆者に聞く】 【対談】活断層とは何か(断層研究資料センター理事長・藤田和夫) 【対談】前兆現象(前大阪市立大学理学部長・弘原海清) 欠けていた「海」の視点 「海」を取り戻す街づくり第三章 再生に向かって 都市文化の蓄積が復興に 【対談】心のケア(精神病理学者・野田正彰) 十カ月目の被災地を空から見た 暮れゆく悪夢の九五年 「神戸の興行魂」いまだ死なず 「神戸人気質」踏まえた復興を 再建に向かう地元メディア 【対談】神戸大学の試み(神戸大学工学部長・片岡邦夫) 胸打つ市民の視線 文化情報活動にもボランテ | |
そして、星の輝く夜がくる 発売日: 2021年01月08日頃 (著)真山仁 出版社: 祥伝社 神戸と東北 被災地をつなぐ震災三部作・第1弾希望を探せーー阪神・淡路を体験した応援教師が「3.11」の地で子どもたちと向き合った2011年5月、東日本大震災の爪痕が残る小学校に、神戸から赴任した応援教師、小野寺徹平。彼は子どもたちと触れ合うなかで、被災地が抱える問題と向かい合ってゆく。 | |
その復讐、お預かりします 発売日: 2024年12月11日 (著)原田ひ香 出版社: 双葉社 恋と仕事を同時に失い深く傷ついた美菜代は、自分を裏切った元彼への復讐を心に誓い、凄腕だと噂される復讐屋・成海慶介の事務所を訪れる。しかし、セレブからのみの依頼を受ける成海には復讐の代行を断られてしまう。美菜代は仕方なく、秘書として成海の事務所で働きながら「復讐」の極意を学ぼうとするが……。理不尽な出来事に苦しみ、一人で辛さを抱えた時に、味方になってくれる一冊が新装版として再登場。読むほどに気持ちが晴れていく、自分の人生を取り戻すための物語。(旧題:『復讐屋成海慶介の事件簿』) | |
月まで三キロ 発売日: 2021年06月24日頃 (著)伊与原新 出版社: 新潮社 「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘。不意の出来事に、閉じた心が揺れる「星六花」。真面目な主婦が、一眼レフを手に家出した理由とは(「山を刻む」)等、ままならない人生を、月や雪が温かく照らしだす感涙の傑作六編。新田次郎文学賞他受賞。 | |
ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX 発売日: 2025年03月19日頃 (著)ヨシタケシンスケ 出版社: 筑摩書房 絵本作家ヨシタケシンスケさんが日々描いているスケッチ。最近のそれは弱音であふれていました。一冊に収まらない弱音を、二冊セットでお届けします。★【BOX限定】特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」がついてきます!手帖のスミには、あおむけからうつぶせになる「パラパラ漫画」(特別描き下ろし!)付き。※初回限定品になります。数に限りがございます。 | |
海は見えるか 発売日: 2021年01月08日頃 (著)真山仁 出版社: 祥伝社 神戸と東北 被災地をつなぐ震災三部作・第2弾人は明日に生きるーー進まない復興。それでも「まいど先生」と子どもたちは奮闘を続ける東日本大震災から一年以上が経過しても、復興は進まない。神戸から応援教師として赴任した“まいど先生”こと小野寺徹平は、子どもたちに希望の光を灯そうと奮闘を続ける。 | |
海は見えるか 発売日: 2018年04月10日頃 (著)真山仁 出版社: 幻冬舎 |