| 江戸町奉行所 与力・同心の世界 発売日: 2026年02月25日頃 (著)滝口正哉 出版社: 岩波書店 百万都市を一手に支配した江戸町奉行所の「実働部隊」が、与力と同心だ。治安維持をはじめとする幅広い分野にわたる彼らの業務の実態と、組屋敷での生活、そして深い教養と豊かな人脈に裏打ちされた知られざる文化活動に光を当てる。そして明治維新後の新時代と格闘しつつ、「江戸」を回顧し、語り継いだ彼らの実像に迫る。 はじめに第1章 江戸町奉行所とは何か 第1節 巨大都市江戸と町奉行所 江戸の都市構造 町方自治の仕組み 町奉行所の設置 基本的な職務 第2節 名奉行たち 「時代劇でおなじみ」--大岡越前 「今大岡」--根岸鎮衛 「名奉行の聞え高し」--遠山金四郎 第3節 奉行所はどのようなところだったのか 南北町奉行所内の構造 町奉行所跡の発掘調査 小伝馬町の牢屋敷 石出帯刀家の由緒 牢屋敷の内部 遠国奉行所第2章 与力・同心の仕事 第1節 江戸の町の実務官僚 身分と職務 給料 与力の臨時収入 家系と親族 第2節 さまざまな臨時業務 出役と褒美 祭礼出役 天王祭神輿の町奉行所渡御 浅草寺出入同心 大名の江戸藩邸に出入する第3章 「八丁堀の旦那」の生活と文化 第1節 「八丁堀」の住まい 御家人屋敷とは 八丁堀組屋敷の構造 屋敷の様子 八丁堀の七不思議 稲荷社の管理と菅北大和 第2節 「旦那」の芸と教養ーー華やかな文化活動 与力の暮らし向きーーコレクションと借金と 写楽を生み出した八丁堀 文武を超える交流 四代目川柳を襲名した人見周助 同心の妻菱田縫子と与力の妻仁杉タキ第4章 与力・同心人物伝 第1節 江戸前期・中期 丸橋忠弥を捕らえた原兵左衛門・半左衛門父子 加藤枝直・千蔭父子 上坂政形ーー代官になった与力 第2節 江戸後期 小原惣左衛門ーー「カミソリ惣左」と呼ばれた名与力 驕奢の人、松浦作十郎 鈴木藤吉郎ーー「今太閤」とその死 由比万太郎ーー自身の半生を書き残す 山本啓助ーー清河八郎を取り逃がす 一葉の父、樋口則義第5章 与力・同心の幕末維新ーー江戸町奉行所の終焉 第1節 南町奉行所の明治維新 「江戸町奉行所授受ニ関係シタル者」 慶応年間の町奉行所 南町奉行所引き渡しの日 市政裁判所から東京府へ 第2節 江戸を語りつぐーー佐久間長敬・原胤昭兄弟 町与力佐久間家 弥太吉、佐久間家に生まれる 維新と長敬 征韓論争で下野 南北会と出版活動 弥三郎、原家の末期養子へ 町与力原家 駆け出しで維新を迎える 進取の精神 「最後の浮世絵師」小林清親との出会い 発禁、投獄 社会事業家として 「最後の町与力」の死 巻末表 主要参考文献・史料一覧 おわりに | |
| 生きる言葉 発売日: 2025年04月17日頃 (著)俵万智 出版社: 新潮社 スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何かーー恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。 | |
| 名画で読み解く メディチ家12の物語 発売日: 2026年02月18日頃 (著)中野京子 出版社: 光文社 累計40 万部突破の人気シリーズ「名画で読み解く 欧州名家12の物語」シリーズの約4年ぶりの新刊にして、シリーズ最終巻。「ハプスブルク」「ブルボン」「ロマノフ」「イギリス」「プロイセン」に次ぐ物語の舞台は、イタリア。ローマ帝国崩壊後に統一王家が存在しなかったイタリアには、フィレンツェという芸術都市を統べた名家がありました。商家からの成り上がり一家が治めたルネサンス期の歴史を、華麗な絵画と共にお届け。 | |
| 七田式子育て理論 36年の法則 発売日: 2004年10月21日頃 (著)七田眞 出版社: 講談社 子供の心がわかる本子どもたちはどこか病んでいる。しかし、それを克服する素晴らしさをもっている。河合隼雄愛が子どもの「脳力」を引き出す!! 驚異の右脳教育法!!0歳から6歳までの子どもたちの脳は、右脳が優位に働いています。この時期に受け取った刺激は、子どもの心や脳、感性や知性、性格までも形づくります。つまり、幼児期に子どもを取り巻く環境こそが、一生の基礎を形成しているといえるのです。この真実を理解してくださった多くのご両親が、七田式理論をもとに子育てを実践してくださっています。七田で学んだ子どもたちも、各方面で活躍を始めています。彼らの活躍こそ「七田式子育て理論」が机上の空論ではなく、社会に役立つ子育ての超実践法であることを証明しているといえるでしょう。本書は、36年の歴史をもつ「七田式子育て理論」を集約し、「心の子育て」をベースにおいた七田ならではの潜在意識教育、すなわち右脳教育の真実とノウハウをまとめた決定版といえます。●右脳の力と21世紀の教育●子育ての基本は親子の信頼関係●日本も脳力開発に力を入れ始めた●右脳は宇宙と同調する脳●子育ては胎教から変わる●「語りかけ」で子どもは変わる●子どもをダメにするNGワード10●知力が伸びる「右脳あそび」●父親と母親の役割分担は?●自閉症の子どもはどう育てる? | |
| 検視官の現場 [遺体が語る多死社会・日本のリアル] 発売日: 2025年12月08日頃 (著)山形真紀 出版社: 中央公論新社 年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのかーー現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。そのヒントがここにある【目次より】第1章 多死社会と検視官1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道第2章 ドキュメント検視官24時1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある第3章 意外な死因、さまざまな現場1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト第4章 死後の自分はどう扱われるか1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方第5章 大規模災害、そのとき多数遺体はーー1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点 | |
| 老いと死のことば 日本の古典を読む 発売日: 2026年02月25日頃 (著)鈴木健一 出版社: 岩波書店 一度しか経験できない「老い」や「死」について、私たちは先人が残したことばから、その思いや経験を学ぶことができる。古典は、さまざまな知恵をもたらし、前に進むための励ましを与えてくれる。古代から近世まで、日本の古典文学を幅広い視野から読み解くことで、「老い」や「死」との向き合い方が、多彩に浮かび上がる。 はじめに1 老いていくこと ぬけ初むる歯ーーわびしさが身にしみて かしらの雪ーー悲しみと気品と はこーー誰もが困る、恥ずかしいもの 骸骨を乞ふーーこれで引退いたします 御髪下ろすーーお終いまでのひと段階2 長生きを寿ぐ 命なりけりーー生き延びての実感 老いらくーー悲しむばかりではありません 老の坂ーー上ってくだる道すがら 不死の薬ーー手にしてみれば役に立たない 鳩の杖ーーむせないことにあやかって3 人との別れ 麦の穂をつかむーー心細いけど旅立ちます さりがたしーーどうしてもこれだけは離せない ありのすさびーーいなくなってわかる大切さ おくれ先だつーーいつまでも一緒にいられたら さらぬ別れーー昨日今日とは思わなかった4 死の瞬間 うすーーご臨終です かばねーー戦死と結びつくことば あなやーー鬼に一口で食べられる おらぶーーどうにもならないことを歎く よもつへぐひーーもう元には戻れない5 死後を思う 三途の川ーー六文銭を握りしめて 草の原ーーあなたは訪ねて下さるでしょうか? 奥つ城ーー死んでからはここに居よう 玉祭りーー亡くなった人にまた会える はちすのうてなーー極楽往生がかなうなら 図版出典一覧あとがき | |
| 歩く人はボケない [町医者30年の結論] 発売日: 2025年01月31日頃 (著)長尾和宏 出版社: PHP研究所 町医者を30年、臨床医を40年行なってきた私が断言できるのは、毎日歩行する習慣を持つと、認知症をはじめとする生活習慣病の大半は予防できるということです。歩行といっても長い距離を速く歩く必要はなく、スキマ時間にちょこまか歩くだけで十分。本書では薬いらずの、歩行と食事の健康習慣をご紹介します。なぜ、歩くと認知症を予防することができるのでしょうか。その理由はいくつかありますが、ここではその一つ、「アミロイドβの排出に結び付く」点を取り上げましょう。認知症の患者さんの脳にはアミロイドβの沈着が見られます。アミロイドβとは、「脳のゴミ」のようなものです。ゴミがたくさん溜まってしまって、脳細胞や細胞同士の伝達が悪くなっているのが認知症なのです。では、アミロイドβという脳のゴミは、どうすれば取り除けるのでしょうか。脳細胞内に溜まったアミロイドβは、夜間睡眠中に細胞内から血流に排出されます。家庭ゴミの収集車と同じようなイメージです。ですから、睡眠の質を保つことが肝要なのです。そして、自然な入眠には、心地よい疲労が必要です。昼間に適度に歩くと、まさに心地よく疲労して、睡眠の質が改善されるのです。また、睡眠ホルモンであるメラトニンは主に夜に分泌されるのですが、そのためには太陽の光が重要です。朝7時に太陽の光を浴びれば、その15 時間後の夜10時くらいには、睡眠ホルモンが出てきて、自然に眠たくなります。ですから、朝、太陽の光を浴びながらの散歩をお勧めします。歩くと認知症が予防できる理由は他にもあり、本書で説明しています。是非、歩くことをささやかな快楽にしてみてください。【内容例】●生活習慣病もがんも認知症も根っこは同じ●認知症は「脳の糖尿病」●過度な運動は命を縮める●認知症予防のためには野菜も重要●認知症の薬は効くのか?● 太陽光を浴びないと、美容上も逆効果●歩くことを苦行だと思っている人に | |
| カウンセリングとは何か 変化するということ 発売日: 2025年09月18日頃 (著)東畑開人 出版社: 講談社 【新書大賞2026受賞!】人生の変わる場所──。カウンセリングが、いま社会へとひらかれる。臨床心理学の歴史に打ち立てられた、新たな金字塔。 ■精神分析、ユング心理学、認知行動療法、家族療法、人間性心理学── バラバラに乱立する心理学を俯瞰し、メタな原論が示される。 ■身体を動かす、世界を動かす、からだを動かす、視点を動かす、心を揺らす──カウンセリングは聞くだけじゃない。アクティブに5つの介入がなされる。 ■いかに生き延びるか、いかに生きるか──カウンセリングには二つのゴールがある。生活を守ることと、人生をちゃんと生きること。「カウンセリングとは、近代の根源的なさみしさのなかで、人が可能な限り、正直に、率直に、ほんとうの話をすることを試み続ける場所である。」──「5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える」より【目次】まえがき ふしぎの国のカウンセリング第1章 カウンセリングとは何か──心に突き当たる第2章 謎解きとしてのカウンセリング──不幸を解析する第3章 作戦会議としてのカウンセリング──現実を動かす第4章 冒険としてのカウンセリング──心を揺らす第5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考えるあとがき 運命と勇気、そして聞いてもらうこと | |
| 棺桶まで歩こう 発売日: 2025年11月27日頃 (著)萬田緑平 出版社: 幻冬舎 歩けるうちは、人は死なない長生きしたくないという高齢者が増えている。不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。著者は2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。「歩けるうちは死にません」「抗がん剤をやめた方が長く生きる」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱。医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる!2000人の幸せな最期を支えた「在宅」緩和ケア医が提言 病院に頼りすぎない“生ききる力”とは? | |
| 一気にわかる!池上彰の世界情勢2026 [トランプ関税ショック、その先にある世界編] 発売日: 2026年01月14日頃 (著)池上彰 出版社: 毎日新聞出版 NHK「週刊こどもニュース」のお父さん役として、多様なニュースを解説してきたジャーナリスト・池上彰氏が、世界、そして日本が抱える大問題をわかりやすく解き明かす。 |